椎葉村にまつわる歴史・文化はもちろん、交通アクセス、病院など旅先で必要な情報を「お出かけ前情報」で知ることができます。
椎葉村に訪れる際にチェックしてください。
歴史
椎葉山の歴史を語るとき「椎葉山由来記」と「椎葉山根元記」を抜きにしては語ることが出来ません。17世紀頃に作成された由来記と根元記は、人吉相良藩が椎葉を支配したとき、椎葉の由来について椎葉山民から聞き取り調査し記録されたものといわれ、いずれも平家滅亡からはじまり人吉相良藩が椎葉山を管理した初期頃までが記述されております。
再び、椎葉が史実(古文書)に顔を現すのは15世紀頃からで、この間椎葉についての史実は発見されていませんが、平家伝説はこうした流れの中で今なお私たちに語り継がれてきているのです。
人吉藩支配下の椎葉山四掛かりが、明治六年に下福良村・向山村・大河内村・松尾村の四村となり、次いで明治二十二年五月の町村制施行にあたっては、松尾村が最後まで一村独立を主張して来たが、最終的には下福良村・不土野村・大河内村・松尾村が合併し、総面積536.20平方キロメートルという県下100市町村の中で最大の広さを持つ椎葉村が誕生した。
根元記 椎葉の歴史を記録した「椎葉山根元記」と「椎葉山の由来」の2編の文献についてご紹介します。 |
平家落人伝説 那須大八郎と鶴富姫の恋物語。憎しみ合ってきた源氏と平氏の間の恋物語を知ろう。 |
民俗文化
椎葉村では、農耕をする人々の労働歌になってゆく「ひえつき節」をはじめ、犬を用いて猪や鹿を狩る「狩猟生活」や肥料や農薬をまったく使わない「焼畑農業」など山間の険しい自然環境で生まれた文化があります。
また、「椎葉神楽」や「臼太鼓踊り」、春祭りの「的射」などの伝統的な行事が現在も行われています。
郷土芸能 国の重要無形民俗文化財に指定された椎葉神楽をご紹介します。 |
方言 「ようきたなせぇ」、「わさま」などの椎葉の方言や「ひえつき節」の歌詞をご紹介します。 |
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柳田國男と椎葉 柳田國男が椎葉で聞き書きした日本民俗学の誕生を告げる記念すべき名著「後狩詞記」を知ろう。 |
吉川英治と椎葉 新平家物語の著者、吉川英治の椎葉にまつわるエピソードを知ろう。 |
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焼畑 肥料も農薬もまったく使わない、農耕文化の原点とも言える焼畑をご紹介します。 |
民謡 四季の暮らしに彩られた、数々の素晴らしい民謡が歌い継がれています。 |
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年中行事 椎葉の正月行事や椎葉の春祭り的射などの年中行事をご紹介します。 |
狩猟 椎葉では、犬を用いた猪鹿狩りが今も盛んに行われています。 |
お出かけ前に
旅先で困らない観光案内所、観光マップ、銀行、病院などを紹介しています。
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