椎葉民俗芸能博物館〜秘境村における独自の民間伝承を再現〜

自然の恵みも厳しさも一様に受け止め、感謝しながら共に生きてきた村の人々。そんな秘境村の民俗(民間の習俗・信仰)と芸能を春夏秋冬に分けて紹介しています。「自然と共に生きるって具体的に何してたの?」と思った方、ぜひお越しください。

名称 椎葉民俗芸能博物館
住所 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1822番地4
お問合せ 0982-68-7033
アクセス 国道265号線沿い
営業時間 9:00 – 17:00(入館受付は16:30まで)
休館日 ・月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
・年末年始 12/28〜1/3
入館料 小中学生 一般 150円
共通券 200円 ※鶴富屋敷との共通入場券
高校生 一般 200円
共通券 330円
大人 一般 300円
共通券 430円
  1. 団体様(20名以上)の場合、お一人につき50円の値引きをいたします。
  2. 那須家住宅(鶴富屋敷)との共通券有り
  3. 身体障害者福祉法に規定する身体障害者手帳、知的障害者福祉法に基づく療育手帳、並びに同等の障害者手帳を提示する者及びその付添者が観覧するときは、全額免除となります。
  4. その他の減免措置については、椎葉村のホームページを参照ください。

ここを見て!博物館のポイント

秘境村での四季折々の暮らし方 ←←イチオシ!

重要無形民俗文化財・椎葉神楽(12月)

自然の恵みも厳しさも一様に受け止め、自然に感謝しながら共に生きてきた村の人々。そんな秘境村の行事や信仰、芸能を春夏秋冬に分けて紹介しています。
<例>
春:椎葉独自の正月飾り、的射祭り
夏:盆行事
秋:臼太鼓踊りや焼畑収穫の農具
冬:神楽のお面や舞台

 

アジア全体の民俗芸能 ←←レア!

この博物館では九州やアジア全体の民俗芸能をも取り扱っており、その点で全国でも珍しい博物館とされています。「秘境も興味はあるけど、もっと広い地域のことを知りたいな」そんな方にもオススメです。

 

民俗学発祥の地

日本民俗学の父・柳田國男が著した『後狩詞記』。そのほとんどは椎葉村の狩猟伝承に関する内容でした。当時の村長と柳田國男との間には積極的な交流があり、『狩の儀式』についてやりとりした文書が展示されています。

 

 

 

現在も続く、自然と共存した民俗芸能

椎葉村では博物館で展示されているような暮らしが今も続いています。例えば

原木椎茸のしゃぶしゃぶ

【行事】12月には神楽で徹夜のお祭り騒ぎ。26地区で伝承された神楽は、それぞれ異なる形で今年の収穫を祝います。

【職業】村人口は2500人程ですが、その中に猟師が約90人!猪肉は豚や牛より身近、なんて声も。

【食】村の多くの人が自家用の畑もち。米や野菜は自給自足とお裾分けで賄えちゃったり。原木椎茸の栽培や山菜採りをする人も多いです。

興味のある方はこちら→→椎葉の体験ツアー

 

山峡の村だからこそ見られる風景(仙人の棚田ツアーより)