椎葉村松尾地区の【大いちょう展望台】。

対岸に見える棚田の風景は、【仙人の棚田】とよばれています。

仙人の棚田とよばれる所以は、天空に浮かんでいるように見え、まるで仙人が住んでいるかのようだから。その様子から、【椎葉のマチュピチュ】とも。

春から夏にかけては、青々しい若葉と新緑。
秋には秋風になびく稲穂が、黄金色に輝く。

まさに日本の原風景で、四季折々に違った景色が楽しめます。

♦︎大いちょう展望台の見どころ
下松尾地区は昔、水が貧しくどの家も焼畑を生業としており、生活水にも困る尾根に位置していたため、近隣地区の住民からは、「下松尾には嫁にやるな」と言われる地区でした。

♦︎しかし今から約150年前
その時代の庄屋と地域住民が一体となり、約4kmにも及ぶ水路を開拓。
米の生産も可能になり、地域住民と共に歩いてきた棚田は、今では他に類を見ない風景を形成。

まだ訪れたことがない方は、是非その歴史に思いを馳せながら、癒されに来てくださいね。

仙人の棚田で育てられたお米、【仙人の棚田米】も、是非一度ご賞味あれ。

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